日清紡ホールディングスは、同社の完全子会社で自動車ブレーキ用摩擦材メーカーである、TMD(ルクセンブルク)を、独産業グループAEQUITAに譲渡することを発表しました。
TMDは2011年におよそ462億円で買収し、ブレーキ用摩擦材市場でのシェアを高めたものの、近年は経営不振が続いていました。
譲渡は2023年11月末の予定で、今回の取引に伴い、同社は2023年12月期連結決算で約380億円の特別損失を計上する見込みであるとのことです。
https://www.nisshinbo.co.jp/nish/news/pdf/news20230822_2.pdf