自動車部品大手のジヤトコは2024年7月、掛川工場の生産業務を終了し、2028年3月に同工場を閉鎖することが報道により明らかになりました。
同社は、電気自動車(EV)用のモーターや減速機が一体になった電動パワートレインの生産について、2030年までに年間500万台分の生産を掲げており、この量産体制を構築する中で、拠点の集約を行っていくということです。
掛川工場では小型ガソリン車向けの無段変速機(CVT)の生産を行っていますが、140名の従業員とともに同社の富士工場に移管を行う方針になります。
なお、掛川工場の約96,000㎡の敷地と建物の扱いは未定とのことです。